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マザー・グースの定番曲。子どもたちにも人気のマザー・グースの歌

イギリスやアメリカを中心に親しまれ、歌い継がれている英語の童謡「マザー・グース」を紹介します!

なぞなぞの歌や子守歌、遊び歌に早口歌、暗記歌など600〜1000種類以上あるといわれているマザー・グース。

この記事では、マザー・グースの中から代表的な曲、子どもに人気の曲を集めてみました!

聴いてみると「知ってる!」という曲も多く、また歌い継がれているので世代を問わず楽しめます。

お子さんが英語に興味を持つきっかけになる楽しい歌もありますので、ぜひ親子、ご家族、友達同士で楽しんでみてくださいね!

マザー・グースの定番曲。子どもたちにも人気のマザー・グースの歌

The House that Jack Built(これはジャックが建てた家)

英語圏の子供であれば、誰でも知っているこの曲は、言葉遊びのように歌詞を繰り返す、積み上げ歌として知られています。

後から文をどんどん継ぎ足していくため、英文法の関係代名詞が多用されています。

そのため、日本人には英語の歌詞だけでは少し意味がわかりにくいと思います。

文献に初めて登場したのは1755年です。

しかし、歌詞の中には頭をまるめた僧侶も登場し、僧侶が頭をまるめていたのは中世以前なので、この歌の起源はかなり古いと言われています。

音楽なしで歌うと、まるでラップのように聞こえますよ!

Kotaro

My Mother Has Killed Me(お母さんがわたしを殺した)

マザー・グースの曲の中にはギョッとするような残酷な内容のものが時々ありますが、こちらの曲はそんなタイプの曲です。

本当ならホラーですが、親の言うことを聞かない子供はそうなるよ、といういましめの曲なのか、はたまた実際は食べられてはいないけれども、親が子供を殺したかのように子供の自由を奪ってしまったということなのか、ショッキングな内容の曲だけにいろいろと想像が広がっていきますよね。

マザー・グースの中でもとりわけ印象的な曲です。

平川雅子(ボーカリスト:坂田水雅子)

Vintery,Mintery,Cutery,corn(カッコーの巣の上に)

1975年、ジャック・ニコルソンさんが主演で大きな話題を呼んだアメリカ映画『カッコーの巣の上で』。

そのタイトルはこの楽曲が由来となっています。

一羽ずつ、それぞれ自由に空へ飛び立っていくさまが印象的な歌詞にも注目。

Do You Know The Muffin Man(マフィン売の男)

この楽曲は、こどもたちの遊びに合わせて歌うものです。

単純な歌詞を繰りかえし歌いながら、輪のなかからひとりずつ抜けていくという遊び。

日本でいうところの『花いちもんめ』に似ています。

『マフィン売りの男』なんてかわいらしい曲ですよね。

Twinkle Twinkle Little Star(きらきら星)

誰もが知っている『きらきら星』の原曲です。

もともとは18世紀末のフランスで流行したシャンソンの曲でしたが、イギリスの詩人であるジェーン・テイラーさんの詩を乗せた替え歌が童謡として親しまれるようになりました。

現代のポップソングにもそのメロディが引用されている、世界中で愛される名曲です。

Yu Kishimoto

Hush a Bye Baby(ねんねんころりよ)

赤ちゃんを眠らせるために歌う子守歌の一つがこちらです。

とはいえ、歌詞を読んでいくと枝が折れるとゆりかごも真っ逆さま、赤ちゃんも落ちてしまうというオチがついていて、おちおち眠っていられないような歌詞内容。

ちょっとダークな部分を含む歌詞がマザー・グースにありそうなものかもしれませんね。

タイトルの部分はおやすみ赤ちゃん、といった意味を持っています。

心地よい響きの言葉が選ばれていて、つい口ずさみたくなる曲ですね。

平川雅子(ボーカリスト:坂田水雅子)