【世界の子守唄】子供がやすらぐ海外の名曲、人気曲
世界中の子守唄を紹介します。
日本にもたくさんの子守唄があり、ご両親に歌ってもらった曲を覚えている方も多いのではないでしょうか。
その中には、日本の曲だと思っていた海外の子守唄もあるかもしれませんね。
この記事では、世界中で歌い継がれてきた海外の子守唄の中から、子供がやすらぐオススメの名曲・人気曲を紹介します。
日本の子守唄とはまた違ったメロディ、雰囲気の曲が多くあり聴いていると新鮮な気持ちになると思います。
意外にもお子さんが眠ってくれる曲が見つかるかもしれませんね。
もくじ
- 【世界の子守唄】子供がやすらぐ海外の名曲、人気曲
- BAYU BAYUSHKI BAYUロシア連邦の子守唄
- パナイ島の子守歌(ili-ili)フィリピンの子守歌
- Nana nenemブラジルの子守唄
- ねんねねんねウェールズ地方の子守唄
- ブラームスの子守歌Johannes Brahms
- モーツァルトの子守歌(フリースの子守歌)ベルンハルト・フリース
- Rock A Bye Babyマザーグースの子守歌
- Rock-a-Bye Babyイギリスの子守唄
- A la roro ninoメキシコの子守歌
- トロイメライ(夢)Robert Schumann
- Fais do doフランスの子守歌
- Aaija Nidariネパールの子守歌
- Ninna Nanna Ninna Ohイタリアの子守唄
- コサックの子守唄ロシアの子守唄
- Hush little babyマザーグースの子守唄
- Baloo Baleerieスコットランドの子守歌
- Heidschi Bumbeidschiチロルの子守歌
- The Dream Passes by the Windows(夢は窓辺を過ぎて)ウクライナの子守唄
- Nanaスペイン民謡
- 眠りの精(砂の精)Johannes Brahms
- マリアの子守歌Max Reger
- LELO LEDUNGジャワの子守唄
- 媽媽好(ママホー)中華人民共和国の子守歌
- Dandini dandini dastana(眠れ眠れ)トルコの子守唄
- Dodoi si dodoiマレーシアの子守歌
- Ali bali beeスコットランドの子守歌
- ジョスランの子守歌ゴダール
- おやすみ Dobrú nocスロバキア民謡(スロヴァキア民謡)
【世界の子守唄】子供がやすらぐ海外の名曲、人気曲
BAYU BAYUSHKI BAYUロシア連邦の子守唄
ロシアで古くから歌われている子守唄で、「早く寝ないと怖いことが起こる」という内容の歌詞の楽曲。
かなりショッキングな内容の歌詞ですが、これは創作の脅しではな、く古くからロシアで起こっていた実際の事故にもとづいた教訓として伝わっているのだとか。
不穏な雰囲気のメロディーからも穏やかではない空気感を生んでいますが、だからこそ早く寝てほしいという親心が投影されているのかもしれませんね。
優しい子守唄だけではなかなか寝付けない赤ちゃんに歌ってみてはいかがでしょうか。
(星野貴史)
パナイ島の子守歌(ili-ili)フィリピンの子守歌
パナイ島のビサヤ族に古くから伝わる子守唄です。
ili-iliは赤ちゃんのことだそうですよ。
ili-iliの繰り返しが多いことからやはりあやしながらというのを想像します。
歌謡曲と通じるような曲調で親しみやすいですね。
Nana nenemブラジルの子守唄
ブラジルの童謡として古くから歌われている、眠らない赤ちゃんの寝かしつけを魔物に依頼するという一風変わった子守唄。
さまざまなモンスターが登場し、赤ちゃんを怖がらせて眠らせようという内容であることから、世界的にも「歌詞が怖い子守唄」として有名です。
歌詞の怖さに反してメロディーは子守唄らしい優しい空気感に満ちているので、実際に赤ちゃんの寝かしつけで歌う場合には、歌詞のイメージに引っ張られず明るい雰囲気で歌うのをオススメします。
(星野貴史)
ねんねねんねウェールズ地方の子守唄
クリスマスソングとしても歌われることがある、匿名の作曲家によって書かれた伝統的なウェールズの子守唄。
1800年頃に生まれたと言われており、1987年に公開されたスティーブン・スピルバーグ監督の映画『太陽の帝国』の挿入歌に起用されたことから広く知られるようになった楽曲です。
母の愛に満ちた歌詞と、讃美歌を思わせる神々しさを含んだメロディーが赤ちゃんの気持ちを落ち着かせてくれる楽曲ですので、寝かしつけの子守唄をお探しであればぜひ聴かせてみてはいかがでしょうか。
(星野貴史)
ブラームスの子守歌Johannes Brahms
『ブラームスの子守歌』と呼ばれ、親しまれているこちらの曲は、指導していた合唱団のメンバーである友人に子供が生まれたことを記念してブラームスが1868年に作曲しました。
その年のうちに『5つの歌曲』作品49のうちの一曲として出版され、翌年にルイーズ・ドゥストマンとクララ・シューマンによって初演されました。
シンプルなメロディーでありながら、魅力的な曲ですよね。
オルゴールなどでもよく耳にするメロディーです。